今回、『社会人お笑い倶楽部』などと言ったワケの分からないニッチを設立した伯耆原洋太さんに、独占インタビューしてみた。
らふらふ第一回ライブビジュアル
なお、インタビューアーは言うまでもなく、わたくし、伯耆原洋太だ。
そう全てが茶番だ。
前もって断っておくが、読むのをやめるなら今だ。
ー何故今回このようなアクションを?
ーそうですね、単に、漫才がしたい。と。
ーなるほど、とても率直な気持ちですね。しかし、伯耆原さんは社会人になって5年目とのことですが、なぜこのタイミングだったんでしょう。
ーそうですね、、仕事では先輩や上司にまだまだ怒られたりしてるし、別にきっかけがあったわけでは無いんですが、多少仕事にも慣れてきたのもあって。ずーーっと漫才みるのもやるのも大好きだったので、おしゃ、漫才やるか、って思ったんです。芸人とまでいかないまでも、フラッとお笑いライブできる場を自分で作ってみたいな、と。
ーしかし、芸人の世界って特殊ですよね。少し前ですが、吉本での色んな騒動が象徴しているように、素人は入り込めない。素人だけじゃなく、芸能人とも違う存在としてあるのが「芸人」。
ーまさにそう思う。M1予選とかは素人が参加できる訳だけど、中々、頑張っても2回戦進出でもすごいところ。R1なんて来年から素人の参加を取り止めるようなこと聞きました。
お笑いってやはりプロが絶対的な世界。だけど、草野球があるんだから、草笑いがあって良いと思った。
ー草笑い。。なんというか、素人を認めた上で、ということですね。
ーそう、そこがポイントです。プロに勝ったろう、とかそういうことではないです。むしろ、プロの芸人としてのイバラの道を歩まなかった、厳しいだろうという気持ちで、歩めなかった自分だから、芸人に対してはまずリスペクトがあります。ぬくぬくサラリーマンをやって安定した収入を得ちゃってるわけですので。芸人に対してはただただ憧れしかありません。ただ、お笑いって決してプロだけの世界で無くていいと思って。
ーなるほど。芸人というか、なんて言うんでしょう…
ーうーん、口が裂けても芸人とは言えないですね。むしろ、一般人なのに、喋ってて「俺〇〇芸人じゃん?」とか普通に言ってる奴ブン殴りたいですね。
僕は、あくまでひとりのサラリーマン笑
でも、サラリーマンだからこそ、お笑いをやると面白いというのもあると思うんです。メンバーの中には僕みたいなふつーのサラリーマンの奴もいれば、作家、俳優、パチプロの奴もいる。転職したての奴もいれば再就活中の奴もいる。バックグラウンドはめちゃくちゃ幅広い。その職能だからこそのお笑いみたいなのが出てくるといいなと思ってます。学生の頃ともまた違った、変なリアリティみたいなのが。笑
なので芸人ではなくて、お笑い社会人。全然面白くないですけど笑
らふらふネタ見せ風景
ー「お笑い社会人」。。聞かない響きですね。
ーそれがそうでもなくって。。真新しいこと言ってるような口ぶりですけど、全然そんなことはないです。すでにそういう考え方を持って社会人のお笑いをやってる団体はいくつかあるんです。
そこに所属すればええやん!という話だったかもしれないですが、友達集めて「おっしゃ作ろう!!団体名どうしよう!らふらふにしよう!!」となった瞬間まで、全くそういう団体があることを知らなかったというだけで。笑
同じ考えを持ってる人達がいてよかった、とポジティブに。。笑
ー今、らふらふには何組くらいいるんでしょうか。
ー今度の初ライブでは13組ほど出演予定です。先程言ったような他の団体のライブに出演していて、舞台を求めてらふらふでも漫才する、というコンビもいます。
大体が大学時代お笑いサークル等に入ってたやつが多いです。一応経験者。でもいかんせん、ブランクが物凄い。笑
自分自身がお笑い再開することにみんなそれぞれ戸惑ってて。でも舞台に立ちたい、みたいなせめぎ合いの気持ちです。笑
ただ、お笑い始める理由はなんでもよくて、ただただヒマだからなんかやりたい、でも良いと思います。
ー仕事の忙しさは人それぞれかもしれませんが、平日働いて、土日ネタやって。なかなか大変そうですね。笑
ーそうですね。勝手に忙しくしちゃってます。笑しかもなかなかのリスクですよ。平日頑張って働いて、土日もしライブで滑ったとしても、次の月曜日は問答無用にやってくる。その週はもう戦えないですよ笑
そういうリスクも考えてしまいますが、でもいいこともたくさんあると思います。
平日あった出来事とか会社でのことをネタにできたり、お笑いをやってることが仕事に生きたり、そんな相乗効果があると思う。
僕の場合、サラリーマンとして、ゼネコンでオフィスビルの設計をしています。単なる設計者だけじゃない幅の広さが欲しいと自分で感じていて、建築設計者であり、お笑いもやる、「お笑いゼネコン設計者」なら面白いんじゃないかな、って思った。
それに、設計者にとってお客さんの前でプレゼンテーションするスキルは必要不可欠です。そのためのトレーニングだったりするのかもしれない笑
堅苦しい打合せをするより、ちょっと和やかな雰囲気を作れた方が絶対良い。お笑いってそういう局面で結構重要じゃないかって、5年社会人やったからこそ思う部分がある。
ーよう喋るなお前。そろそろまとめて。
ーらふらふ1stライブ!みんな来てね!!!(おかげさまでチケット完売したけどね!!!)
ー本日は長々と(ひとりで)ありがとうございました。
と、長い茶番でしたが、草笑いらふらふ、プレイボールです。
第1回ライブは売り切れてしまいましたが、来年2月に第2回ライブ予定です!!!!!
面白くなってきたぜ!!!!!!!!!!
いじょ。